Service 事業内容
Production Sales 炭の生産・販売
炭の特徴
- 着火が早く、着火剤不要
- 木酢液が少なく食材の味が際立つ
- 煙が少なく、室内での使用に最適
- 灰が少なく片付けが楽
炭の種類
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Kokutan 黒炭
主にナラ、クヌギ、カシ等が使われ、炭化温度が400℃あたりで熟成させた後、炭窯の煙道を閉じ、徐々に700℃あたりまで温度上昇させ、次に焚き口と煙の出口も閉じて炭窯全体を密閉し、酸欠状態で時間をかけて鎮火、自然冷却を行う【窯内消火法】により完成します。比較的着火しやすく燃焼時間も1~2時間以内程度なので、以前から家庭用の燃料や暖房用等に用いられてきました。昨今では、バーベキュー用や茶道用などでよく使われています。
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Hakutan 白炭
ウバメガシ、カシ類等を使います。窯で炭化させた後、炭窯の外に出し消火冷却する【窯外消火法】により作られます。焚き口を閉じた窯で炭化温度400℃で5 日熟成させた後、炭窯の焚き口を徐々に開いて炭化温度を1000℃~ 1200℃まで上昇させます。そうして仕上げた炭を数時間かけて窯の外に掻き出して、随時速やかに「消し粉」(土と灰を混ぜて水を含ませたもの)をかけ、1 日かけて冷やします。これらの作業工程によって燃焼臭が非常に少ない長時間安定した火力が持続する白炭が完成します。焼き鳥やうなぎの蒲焼きなどに最適です。白炭は「備長炭」に代表され、特に和歌山県産のものは紀州備長炭の銘柄で最高級品とされています。
当社木炭の特徴
国産材ならではの安心感
- アウトドア初心者にぴったり!誰でも簡単に扱えます。
- 着火が早く作業効率の向上!すぐに楽しめ、飲食店での急な来客にも対応しやすい。
- 着火剤不要!新聞紙一枚程度でも着火可能です。
- 木酢液が少なく食材の味が際立つ!食材の「美味さ」を最大限に引き出します。
- 煙が比較的少ない!室内での使用に最適。
- バーナー無しでも着火可能!余計な荷物が不要。
- 灰が少なく片付けが比較的楽!お手入れが簡単。
取扱商品
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福(さいわ)
根張りが強く、岩石地や崩壊地にも強く生育する欅を使用。欅はその生命力故に土砂崩壊や落石を防ぐ目的で斜面に植樹されることもある程。
また、欅の耐用年数は800年~1000年もあるといわれており、京都東山の清水寺の舞台は78本のケヤキの柱で支えられています。
古くから日本人と共に歴史を刻んできた欅を使用し、嫌な臭いや煙も少なく、着火のしやすさ、炭の薫りにこだわった国産材使用の国産黒炭です。 -
杜(もり)
備長炭を作る際に使われ、木炭の原木としては最高クラスである、樫(カシ)を使用。樫は漢字で木偏に堅と書くことからも判るように、木材としての材質は非常に堅く、粘りがあり強度も高く耐久性に優れております。その特性から道具類、建築用材にも使われます。
また、木炭に使用する原木として採用されてきた樹木であり、古くから日本の発展に関わってきました。 備長炭と同じ姥目樫、樫の木を原料にしており、火力が強く、嫌な臭いや煙も少なく、長時間の使用、着火のしやすさにこだわった国産材使用の国産木炭です。 -
郷音(さとね)
窯の中の奥の奥、1100度の炎が焼き尽くした原木の灰に姿を隠し洗練された樫の炭、郷音。自然に灰の中へ身を隠し洗練された黒炭は備長炭には及ばぬながらも火持ち、着火の速さ、火力、扱いさすさは私共で生産している木炭の中で最も高性能な黒炭です。叩いた際には金属音がするよう生成されています。備長炭の原料であるカシを使用し嫌な臭い、煙も殆ど無く、長時間の使用、着火のしやすさにこだわった国産材使用の国産木炭です。
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浩(ひろい)
菊炭の火持ちを残した木炭。
茶の湯で愛される菊炭をBBQ用に進化させた黒炭・浩~ひろい~木口断面の中心から外側に向かって放射状の細かい割れ目が入り、切り口が菊の花のような模様になる木炭を菊炭と言います。
中でもクヌギを使用した菊炭は火つきがよく、火力も強い炭で、香りがよく、燃えた後も形が崩れず真っ白な灰が残り、美しいことから、室町時代より茶の湯炭の高級品として愛用されてきた黒炭です。BBQ用として生産するため排煙の様子、温度(1100度)を管理し生産しております。 -
節(みさお)
竹に花が咲くことはご存知でしょうか?竹の開花は非常に珍しく、真竹は120年に一度、孟宗竹は60年に一度開花します。しかし開花後3か月から半年で竹林ごと全てが枯れてしまいます。竹はたとえ何百本の林でも生き物としては1個の個体であり、地下茎でつながった1つの植物体なのです。
古くから日本では至る所に竹が使用されており、伝統的な日本家屋の土壁には竹を芯に塗り込むことで、暑さ寒さ、湿気などを調整し、日本の気候に適した働きをしてきました。また、茶道、華道の道具、笛や尺八などの楽器、弓や竹刀などの武具、提灯などの照明器具に使用され、竹は日本人と共に文化や生活を発展させてきました。成長は非常に速く、一日に80~120cmも成長し、2か月もすれば約20mにもなります。竹炭は生炭が難しく、水分調節が困難であり、うまく焼き上げれるには高温で焼きあげ、排煙の管理が必要不可欠です。手間暇をかける事で金属音がする硬質な竹炭に仕上げました。
竹炭は細孔の径が木炭と比べ、より小さく表面積が大きく、木炭よりも吸着力が高くなります。またミネラル分(特に珪酸・カリウム・カルシウム)は備長炭より多いと言われています。 -
日恵(にちえ)
楢の木は重厚で硬く、密度も高いため、様々な荷重を支える床材として日本建築に採用されてきました。耐久性の高さはもちろん、傷が付きにくくあらゆる衝撃に耐えうる強さを持っております。
また、耐水性に優れ樹脂材等が主流になる以前は船舶にも使用されてきました。汎用性の高さ、そのタフさから長らく日本人に愛されてきた楢を使用した国産黒炭です。使いやすい6cm程度に長さを切り揃えており、着火の速さ、火力、使用時間共にバランスの取れた扱いやすい炭です。
すぐに火力が必要な料理などには最適な黒炭となっております。 -
華(はな)
国産材(主にウバメガシ・カシ・ケヤキ)を用いて木炭を生産する際に生成された木灰です。着火時に燃焼剤や添加物を加えず木屑を使用し、火を起こしており、天然素材でできた木灰です。木灰はアルカリ性ですので油を乳化する他、タンパク質を分解する性質がございます。木灰を水で溶いた灰汁は、最古の洗剤として紀元前から使われていたといわれております。
実は…、旧約聖書などに灰汁という言葉がしばしば出ています。
日本でも洗濯としては昔から木灰の灰汁が用いられ、江戸時代には、桶に水を満たして灰を入れた「灰汁桶」が各戸に置かれていて、これを用いてたらいで手洗いしていたようです。
また、石鹸や合成洗剤が普及する第二次大戦後まで、洗浄剤として広く一般に使われていました。藍染をはじめ、天然洗剤としても利用でき、ゼンマイ、ワラビ等のアク抜きなどにもご利用頂けます。また、研磨剤としても利用ができるため、鏡や車の窓のお掃除での活躍が期待できます。囲炉裏や火鉢でのご使用も頂けます。 -
真(まこと)
樫の木炭を生産する際に出る蒸気を蒸留し、取り出した木酢液です。着火時に燃焼剤や添加物は使用せず木屑を使い火を起こしております。蒸留後は濾紙で一度濾過しております。濃度が高い為用途に応じて希釈ください。
炭ができるまでの流れ
窯入れ前
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岩肌に自生する樫の木を伐採
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伐採後、葉が枯れ落ちるまで乾燥※伐採した切株から新芽が育ちます
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120cmに原木を整え、窯入れ
窯入れ後
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【1日目】炊口を赤土とレンガで作り、火をおこします
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【2日目〜】窯全体へ火が回り出します(この状態で3日〜5日間燃え続けます)
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【7日目】煙が透明になった際に煙突へ蓋をし、密閉する
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【10日目】窯が冷め、煉瓦を丁寧に外し、窯出し※1機の窯で150〜200kg生産できます
Mowing, Cutting, Pruning 草刈り・伐採・剪定
紀州太陽木材が皆様にお選びいただける理由!
環境に配慮した特徴
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Point.1 処分費、運搬費の削減
草刈、剪定作業が安くても処分費、運搬費がかかり想像以上に費用がかさむといったことも…。弊社では主に軽ダンプを使い、自然豊かな和歌山県海草郡紀美野町で自然へ還すことで処分費、運搬費の削減に取り組んでおります。
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Point.2 騒音対策
主に作業時に騒音が少なく、排ガスの無い電動式工具を採用し、騒音や環境への配慮に取り組んでおります。
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Point.3 飛石防止ネット採用
飛石防止ネットを使用することで、作業場所周りの方へ、ご迷惑をかけないことを心掛けております。
環境に配慮した持続可能な社会を目指す取組み
剪定や伐採で出た材木は大切な資源として
一部自社で木炭として
再利用・生産・販売しております。
草刈・伐採・剪定 お任せください!
未来の景色を一新する、くさかりまさお君登場!
当社では、新たな一歩を踏み出し、より効率的でパワフルな草刈り体験ができるよう、筑水キャニコムの自走式草刈機「くさかりまさお君」を導入いたしました。これにより、大規模な範囲の草刈りが簡単かつ迅速に行うことが可能となりました。お客様の期待を超え、美しい景観を創り出すお手伝いをさせてください。
さかりまさお君の特長
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Point.1
パワフルなエンジン
強力なエンジン搭載で、難しい地形も余裕のパフォーマンス。
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Point.2
自走式デザイン
操作が簡単で、一人で広範囲の作業が可能。時間と人手の節約に貢献します。
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Point.3
高い安全性
安全対策が徹底されており、作業員の安全を第一に考えた設計。
草刈り 作業例
剪定・伐採作業等